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2007年11月01日

040 「ウェスモン」のギター

040 「ウェスモン」のギター

上の画像をご覧ください。
本当に真っ黒なウェス・モンゴメリーの手が印象深いレコードジャケットです。

僕が20代前半の頃、まわりでウェス・モンゴメリーがちょっとだけ流行りました。当時僕らはウェス本人のことを短縮形「ウェスモン」と呼んでいました。
現在では人の名前を勝手に短縮することはしませんが、あの頃は調子に乗って「ジミヘン」とか「パットメ」とか「ポースミ」とか平気でいろいろと使っていました(^^;) 結構な無礼者でしたね(^^;;)

ちなみに省略された三人の名前分かりますか?
「ジミヘン」→ジミ・ヘンドリクス
「パットメ」→パット・メセニー
「ポースミ」→ポール・スミス

まあ、そんなことはどうでもいいですが・・・。


・・・ということで、今日はウェス・モンゴメリーのライブハウスでの実況録音アルバム「Full House」です。今回は久しぶりのジャズレコード紹介ですね。このブログでのレコード紹介の記事別アクセス数を見るとジャズの人気が高いです。

僕自身、ギターの技術的なことはほとんど知らないのですが、ウェスは「オクターブ奏法」を確立したギタリストです。「オクターブ奏法」とは、例えば「ド」の音を1オクターブ離れた「ド」と同時に弾くことです。
これって、結構難しいんじゃないでしょうか。文章で書くと全然伝わらないと思いますが、ジャケットと同様のかなり深いコクのある音になり、グルーブ感も増幅されるように感じます。
同じギターでも先日紹介したジミ・ヘンドリックスの爆音ギターとはエラい違いです(==)

このライブのメンバー構成は、ウェス・モンゴメリー(ギター)、ジョニー・グリフィン(サックス)、ウィントン・ケリー(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、ジミー・コブ(ドラムス)です。
吹きまくりサックス奏者のジョニー・グリフィンの参加が少し意外なような気もしますが、大暴走のブロウはそれほどやってないので、比較的安心して聴けます(^^) むしろ、ウェスのギターとの相性はイイんじゃないでしょうか。

僕のオススメ曲は「Cariba」と「S.O.S.」。どちらもハイテンポの曲です。
ウェスの楽曲はミディアムテンポやスローテンポを推す方が多いと思いますが、個人的には、ウェスの濃厚なギターの音色はむしろハイテンポの曲で一段と発揮されるように感じます。どうでしょうか。
両オススメ曲とも全編に渡るフレーズの繰り返し効果がかなり効いていて、ライブの興奮度やグルーブ感が徐々に増すような仕上がりになっています。


残念ながら、上記2曲はYouTube動画にはないようですが、アルバムタイトル曲がありましたので紹介します。

「Wes Montgomery - Full House - Jazz 625」(full house)

リンク先:http://jp.youtube.com/watch?v=2a1W3Wtqdj8

なお、このアルバムは下のリンク先で、全曲さわりだけ試聴できます。
リンク先:http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=7358


※ 動画等の提示は、あくまでも紹介の範囲内という認識で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。(文中敬称略、再編集2009.9.30)



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Posted by 真一 at 09:19│Comments(4)ジャズetc.
この記事へのコメント
どーもカプセル1号です。遅くなりましたが
昭和カプセルの紹介までして頂いてありがとうございます。
ちょっとドタバタとしてて、ブログに手をつけられなかったもので...

ウェスモン(笑)
自分も大好きなギタリストです。昔、無謀にもコピーしようとして見事に挫折しました。えぇ(笑)
自分達の間では一時期“上江州モンゴメリー”とかバカな呼び方をしていました(笑) 関係ないけど“知名ターナー”とか(笑)

久しぶりにレコード引っ張りだしてオクターブ奏法楽しみます。
左手小指がつったのを思い出しながら(笑)
Posted by カプセルカプセル at 2007年11月03日 17:56
カプセル1号さん、書き込みありがとうございます。
更新が途絶えてたので心配してました。余計なお世話かもしれないですが(笑)。僕もそうですが、毎日の更新は確かにキツいですよね。お互いがんばりましょうね。

ところで、ギターなさってたんですね。まったくの素人の僕にとってはうらやましい限りです。今でも演奏活動されているなら、ライブも行ってみたいです。
カプセル1号さんもウェスが好きなんですね。ギター奏者から見たウェスの演奏も、僕ら素人とはまた違う感じで聴こえるんでしょうね。とても興味深いです。だけどやっぱりオクターブ奏法って結構難しいのでしょうか。
あと、「上江州モンゴメリー」、かなりウケました(笑)。「知名ターナー」もそうですが、両方とも姓になっちゃってますね(笑)。

もし良ければ、何かの機会にカプセル1号さんのお手持ちのレコードも紹介していただけるとありがたいです。
Posted by 真一真一 at 2007年11月03日 21:00
久々に訪問いたしました。
真一さんはラジオパーソナリティでいらしたんですね。
沖縄、楽しそうでいいですね。
我が家にとってはまだ未踏の地なのですが、
横須賀となんとなく同じ匂いがするので、そのうち是非訪れたいです。
こちらはやっと桜満開になり、ようやく春の訪れです。
JAZZはどちらかというと白人系が好みなのですが、
”ウェスモン”は大好きです。
Full House引っ張り出して聴いてます。
Posted by papayoyo at 2012年04月10日 21:35
papayoyoさん、ご訪問ありがとうございます!

再度来て頂いて、しかもジャズの記事に書き込んで頂き、非常に嬉しいです。
僕にとってウェスモンは好きなギタリストの一人です。
差し支えなければpapayoyoさんの感想もお聞きしたいですね。

あれから貴ブログにも何回か伺っておりますが、車だけでなくジャズのレビューも楽しく読ませてもらいました。
嗜好の違いや共通点があって、大変興味深かったです。

papayoyo さんとは逆に、僕のコレクションは黒人音楽が中心になっています。
かと言って、白人は嫌いではなく、たまたま機会がなかっただけで、そこまで白黒にこだわっているわけではありません。

ですが個人的感想でいうと、黒人の場合、どのジャンルでも良い意味でのダサさと言うか、独特のゴリ押し加減がクセになります。
その一方で、特にイギリスで顕著ですが、ビートグループやハードロックなどの楽曲で、白人による黒人音楽のナイスなアレンジに感嘆させられることもよくあります。

ジャズに関しては、最近アート・ペッパーやりー・コニッツを久しぶり聴きましたが、あのゆとりのある洗練された演奏にしばし酔いました。

そんな音楽鑑賞の趣味が高じて、3年半ほど前に毎週日曜夜9時からラジオ番組を持つことになりました。

・・・とは言っても、一地方のコミュニティFMで比較的気楽に番組を続けている感じです。トークも田舎者まる出しです。
先日も、こちらのミスと不測のトラブルが発生して、大いに反省したところです(^^;)
なにぶん自己満足番組ではありますが、客観的な視点も心がけながら、これからもパートナーとともに番組を続けていきたいと思っています。
お時間があるときにでもustream動画で視聴していただけるとありがたいです。著作権の関係上、ustream動画では音源が流せないのが玉に傷ですが、リクエストも受け付けています(笑)。

ところで、沖縄は米軍基地の存在もあって、アメリカナイズされている部分が所々あります。
横須賀もそういう感じがあるのではないでしょうか。
また、僕個人としても、横須賀に20年来の友人や何名かの知人がおりますし、横浜には妹が嫁いでいます。出張で行く機会も多く、神奈川県には何かと縁があります。


もしpapayoyo さんが沖縄にいらした際は、オススメスポットをご案内しますので、ご一報頂けるとありがたいです。

今後ともよろしくお願い致します。


追伸:もしよろしければ、相互リンクをしていただけるとありがたいです。
Posted by 真一 at 2012年04月12日 02:09
 
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