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2008年05月11日

死亡遊戯

死亡遊戯引き続きブルース・リー(李小龍)のお話です。
左の写真は1978年公開の映画「死亡遊戯(Game of Death)」のパンフレットです。現在でも結構出回ってるみたいですが、表紙がすばらしいので載せてみました。
本人の誇らしげで挑発的な表情がイイですね。
やっぱり何度見てもカッコイイ。

映画「死亡遊戯」は、ブルース・リーが1972年に撮影してお蔵入りになっていたフィルムを、リーの死後新たに編集しなおしてできたものです。本人が出てくるのはラスト十数分で、大半は代役と他のフィルムの使いまわしで映画を作り上げたそうです。

最初にこの映画を見たときは(もうかなり前のことですが)その事実を知らなかったので、確かに「何かヘンだなぁ」と思った記憶があります。
ですが、いくらツギハギとは言っても、一つのストーリーとして完結していること自体スゴイです。物足りない方も多いかもしれませんが、ブルース・リー本人の技も冴えまくってて、個人的にはイイ作品だと思います。

この映画「死亡遊戯」については、他のブルース・リー関連映画と比べてもエピソード・裏話が特に多いみたいですが、複数のファンサイトで非常に詳しく紹介されていますので、興味のある方はぜひご一読を。

さて、パンフレットの中身ですが、解説やバイオグラフィ、秘蔵写真等も充実していてとても見ごたえがあります。もし古本屋さんで出くわしたら即ゲットです。
下に示した写真がパンフレットのカラーページの一部です。結構豪華でカラー写真が多く、映画の興奮が伝わってきます。映画の本編ではなく宣伝用の写真も数多くあるようです。

死亡遊戯

死亡遊戯

死亡遊戯

この映画の見どころは、何と言っても物語の終盤に登場する個性的な3人の敵とブルース・リーとの戦いに尽きるでしょう。
その3人とは、パスカル役のフィリピン人、ダニー・イノサント(ヌンチャクの達人で、截拳道の継承者)、武芸者役の韓国人、池漢載(ハングル読みチ・ハンジェ:韓国合気道の重鎮)、ハキム役のアメリカ黒人、カリーム・アブドゥル・ジャバー(文字通りアメリカプロバスケットボールNBAを代表する巨人)という豪華な顔ぶれです。
3人ともキャラクターが非常に濃い~。異臭がプンプン漂ってきます。

この3人との対戦は、どれもかなりの見ごたえがありますが、やっぱりダニー・イノサントとのヌンチャク対決がシビレます。まず両者がそれぞれのヌンチャクさばきを披露してその高い技術を誇示し合い、そのまま飛び道具の空中戦に突入!
両者のヌンチャクが紙一重で交錯する非常にスリリングな攻防が展開されます。
ブルース・リーの回し蹴り4連発も必見!!!!


・・・ということで、さっそくYouTube動画に行ってみましょう。
まずは、予告編とオープニングからどうぞ。

「Game of Death - Original Trailer」(予告編)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=g-4ei4Y8S9A&feature=related


「Game of Death opening」(オープニング)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=Mw9-PNJYf0Y


お次は、2000年に発表された未公開フィルム「死亡的遊戯」の対決シーンです。しかし、先ほどから思いっきりネタバレですよね(--;) 映画の記事を書くときはこれが難しいです。大変恐縮ですが、興味のある方だけご覧ください。
ダニー・イノサント、池漢載、カリーム・アブドゥル・ジャバーの順序で現れます。1978年版とストーリー展開が違っていて、いろいろとエピソード・裏話があるそうですが、非常に長くなるので省略させてください。
個人的には1978年版になじみがありますが、この未公開フィルムも興味深いです。

「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯 1」(導入部+ダニー・イノサント戦)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=n4WdVJrLOWU


続きはこちらでどうぞ。どれも男らしい戦いです。

「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯 2」(ダニー・イノサントヌンチャク戦)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=l5DYYblOat0&NR=1
「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯 3」(池漢載戦)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=rfps4b4Dtoo&feature=related
「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯 4」(カリーム・アブドゥル・ジャバー戦)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=HiaA5_4t4wo&feature=related

とりあえず、ダニー・イノサントヌンチャク戦だけ1978年版と比べてみましょう。上のオリジナルに対してかなり編集されていることが分かります。個人的には、この編集はナイスだと思います。下のリンク先をどうぞ。

「Bruce lee "Game Of Death" The Movie version PT 1」(上記2の1978年版)
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=ASKPXEJxzfY&feature=related

ところで、ちょっと本筋からはずれますが、ハキム役で異彩を放ったNBA得点王、カリーム・アブドゥル・ジャバーの現役時代の勇姿もYouTube動画でありました。僕が中学生の頃、ジャバーはキャリア晩年にさしかかっていましたが、幸運なことにあの右腕を大きく振りかざす独特のシュート、スカイフックと引退スピーチはリアルタイムで見ることができました。今回はリンク先だけの提示ですが、ぜひともご覧ください。
当然のことながら、映画「死亡遊戯」出演時とはまた違った雰囲気です。

「Kareem Abdul-Jabbar Highlight Video」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=h1yVfJs6OcI

最後に、試聴コーナー行ってみましょう。前回記事で国内版サウンドトラックの入手困難についてお話しましたが、「死亡遊戯」のサウンドトラック盤はありました。HMVでどうぞ!

「Game Of Death / Night Games -Soundtrack John Barry」
URL: http://www.hmv.co.jp/product/detail/1923985

前回のブルース・リーの記事はこちらです。
「ドラゴンのレコード」 URL: http://sm47.ti-da.net/e2132877.html


今回、ブルース・リーに関する二つの記事を作成して、改めてブルース・リーの人間としてのすごさ、カッコ良さを再認識しました。


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タグ :映画功夫

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この記事へのコメント
はじめまして 美東同窓会ブログからきました。

死亡遊戯懐かしいです。
兄貴がヌンチャク持って あちょぉぉおおお~と叫んでいたのを
思い出しました。

私は辰吉丈一郎が好きで 死亡遊戯を聞くと、ボクシングを思い出すのですが。。。

動画 おもしろかったです。

しかし。。。詳しいですねぇ
Posted by あげだ管理人 at 2008年05月13日 02:59
あげだ管理人さん、ご訪問&コメントありがとうございます!
安慶田中も9月に同期会されるようで・・・。
美東中もそうですが、同期会の大成功を心より願ってます。
僕の友人にも安慶田中出身者がいますが、今回の同期会に参加するって言ってましたよ。
ちなみに僕の出身の北中では、去年の9月に同期会を開催して半数の参加がありました。
開催までの間、準備が大変だと思いますが、がんばってくださいね。

ところで、記事の件、ほめていただいてありがとうございます。
お兄さんすごいですね(笑)。怪鳥音も最高です。ブルース・リーにとりつかれた人、僕のまわりにも何人かいました。
ブルース・リーに関してはコアなファンがたくさんいるので、記事にするのは正直怖かったです(汗)。一応リクエストがあったので、色々と確認しながら書いてみました。
喜んでいただけて良かったです。
あと、ボクシングは僕も結構好きで、よく見てました。そう言えば最近、辰吉が復帰戦をするというニュースがありましたね。スゴイな~と思う一方で、少し複雑な気分でもあります。
ボクシングの記事は、ブログ右側のサイドバーのカテゴリーに「ボクシング世界王者」としてまとめています。レナード、デュラン、ペップ、具志堅、ローチェ、石松のことを書いてます。この中で特にオススメの動画はニコリノ・ローチェとロベルト・デュランです。もしお時間があれば見ていただけるとありがたいです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by 真一真一 at 2008年05月13日 13:20
お返事ありがとうございます。

辰吉の復帰戦に複雑な気持ちって・・・わかります。
そんな姿がかっこいいけど、でも・・・。
体を大事にしてほしいですね。

ウィリー・ペップの動画と記事みました。
モンスターですね。成績にも驚きました。
時間があるときに全部読んでみたいです。

これからも素晴らしいブログ続けてください!
また遊びにきます。
Posted by あげだ管理人 at 2008年05月13日 22:43
あげだ管理人さん、こちらこそありがとうございます!!
ボクシングは非常に過酷なスポーツだけに、高齢での復帰はどうかとも思ってしまいます。ちょっと心配ですよね。
その一方で、先日、元世界Jウェルター級王者のソウル・マンビーが60歳で現役復帰を果たしたという記事があり、大変ビックリしました(笑)。マンビーはディフェンスに優れたボクサーだそうで、KO負けもほとんどなかったと思います。そういう選手は比較的選手寿命が長いかもしれません。
現在の映像もありましたが、とても60歳には見えませんでした。
それと、1970年代以前のボクサーは戦績がハンパじゃないですよね。特にスポーツ選手の場合、記事を書くために色々と調べたりすると、ビックリさせられることがよくあります(笑)。

またお気軽に書き込みしていただけるとありがたいです。リクエストも受け付けてますので(笑)、よろしくお願いします。
Posted by 真一真一 at 2008年05月14日 01:43
 
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