2007年10月05日
024 虎造と石松(後編)
こんにちは!
「虎造と石松」シリーズも、今回でついに最終回となりました。
早速、前回記事「虎造と石松(中編)」を読んだ友人から「あの記事、(暴走しすぎで)ヤバイんじゃないか?」って指摘されてしまいました(笑)。ここまで来たら、暴走ついでに最後まで書かせてください!m(__)m
まだ「虎造と石松(中編)」を読んでいない方は、できれば、中編を読んだ後にこの後編を読んでいただけると大変ありがたいです。
さて、前回の続きですが・・・。
前回記事の最後に出てきた謎の男とは誰でしょう?
「石松と言えば、森の石松以外に肝心なのを一人忘れてる」って?
誰だ~~~!
う~ん、気になる~(^^;)
・
・
・
・
・
・
・
それは皆さんよくご存知の方です。
・
・
・
・
・
・
・
そうです、我等がヒーロー!
・
・
・
・・・引っ張りすぎですが・・・。
・
・
・
・
バーーーン!!!!
ガッツ石松!!!!!!!
って、ガッカリなされた方も多いのでは・・・。
はなわの「♪ガッツぅ~ガッツぅ~ビバ・ガッツぅ~♪」の歌で散々コケにされてますので、森の石松同様、本当にバカって思われている方も多いでしょうねぇ(涙)。
ところがドッコイ、決してそうじゃありませんよ~。
何を隠そう、ガッツ石松は日本人初のWBC世界ライト級チャンピオンです!(その後の日本人の世界ライト級王者は畑山隆則だけです。)
その何がスゴいかって?
ズバリ、当時のライト級の世界的層の厚さです。(それ以前も、そして現在もメチャクチャ層の厚い階級ですが。)
同時期のWBA王者はあの「石の拳」、ロベルト・デュランです!
「・・・て誰?」って言わないでくださいよ~。
ライト級世界タイトルを12度防衛し、同一階級では敵なし。後に群雄割拠の中量級で4階級制覇(ライト級、ウェルター級、Jミドル級、ミドル級)を成し遂げ、シュガー・レイ・ロビンソンやモハメド・アリと並んでオールタイム・パウンド・フォー・パウンドのベスト3にも数えられる豪傑です。
石松は、そのロベルト・デュランの対立王者として君臨し、WBCで5度も防衛を果たしました。(両者の直接対決は石松が王者になる前に1度だけあって、そのときは石松があきらめに近いKO負けを喫していますが、結構イイ勝負ですよ!)
ボクサー・ガッツ石松のすばらしい点は、顔に似合わない(失礼)軽快なフットワークと、「幻の右」(本人命名)と呼ばれる右ストレート、左フック、タイミングバッチリの左右コンビネーションブロー等にあると思います。対戦相手も強豪ばかりです。
海外のボクサー関連総合データサイト「BOX REC」には、石松のスゴい戦績が紹介されてます。
リンク先:http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=159&cat=boxer
それでは、ガッツ石松の現役時代の勇姿をYouTube動画でお届けします!
まずは、やはりガッツ石松が世界タイトルを奪取した1974年4月11日の戴冠試合から、大興奮の6~8ラウンドを見ていただきましょう!! 特に、いろんな意味で大波乱の第8ラウンド!
高いKO率を誇り、2連続KO防衛で勢いに乗るチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに対し、石松は非常にスリリングな打ち合いを挑みます。
僕はこの試合が石松のベスト・ファイトだと思います。試合を盛り上げる、場内の異様な雰囲気も最高! 元世界王者である白井義男・小林弘の両人の名解説もハマってます。
現在とは全く異なる石松の精悍な顔つきも必見!!
「WBC世界ライト級タイトルマッチ ロドルホ・ゴンザレス vs ガッツ石松 Part 3 of 3」
リンク先:http://www.youtube.com/watch?v=yUdQU0PeH0g
お次の動画は、ガッツ石松が世界王者になって2度目の防衛戦。
対戦相手は上の試合と同じ相手、ゴンザレスです。何でも「前の試合は石松のラッキーパンチが当たってしまった」という、ゴンザレス側のアピールで再戦になったらしいです。
この動画はダイジェスト版ですが、その冒頭で広沢虎造の名調子が流れます。遠州森の石松を彷彿とさせる道中合羽に三度傘、白いガウンで颯爽と現れ、持っていた三度傘を客席に投げ入れる石松のカッコ良さに惚れ惚れします。
試合では、石松の「幻の右」が必見です。
「ガッツ石松vsロドルフォ・ゴンザレス」
リンク先:http://www.youtube.com/watch?v=o9LGkogr1nc
ということで、今回の記事はレコード紹介とはほとんど関係ない話になってしまいました(--;)。しかも、広沢虎造の話から最後はガッツ石松に・・・。
ですが、それでイイんです!!(^^;)
それでは、都合3回に渡ってお送りしてきた「虎造と石松」もお開きということで・・・。
100%自己満足ですが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
※ 動画提示については、偉大なボクサー・ガッツ石松の良さを皆さんと共有したいという思いから、あくまでも紹介の範囲内で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。
(文中敬称略)
「虎造と石松」シリーズも、今回でついに最終回となりました。
早速、前回記事「虎造と石松(中編)」を読んだ友人から「あの記事、(暴走しすぎで)ヤバイんじゃないか?」って指摘されてしまいました(笑)。ここまで来たら、暴走ついでに最後まで書かせてください!m(__)m
まだ「虎造と石松(中編)」を読んでいない方は、できれば、中編を読んだ後にこの後編を読んでいただけると大変ありがたいです。
さて、前回の続きですが・・・。
前回記事の最後に出てきた謎の男とは誰でしょう?
「石松と言えば、森の石松以外に肝心なのを一人忘れてる」って?
誰だ~~~!
う~ん、気になる~(^^;)
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それは皆さんよくご存知の方です。
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そうです、我等がヒーロー!
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・・・引っ張りすぎですが・・・。
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バーーーン!!!!
ガッツ石松!!!!!!!
って、ガッカリなされた方も多いのでは・・・。
はなわの「♪ガッツぅ~ガッツぅ~ビバ・ガッツぅ~♪」の歌で散々コケにされてますので、森の石松同様、本当にバカって思われている方も多いでしょうねぇ(涙)。
ところがドッコイ、決してそうじゃありませんよ~。
何を隠そう、ガッツ石松は日本人初のWBC世界ライト級チャンピオンです!(その後の日本人の世界ライト級王者は畑山隆則だけです。)
その何がスゴいかって?
ズバリ、当時のライト級の世界的層の厚さです。(それ以前も、そして現在もメチャクチャ層の厚い階級ですが。)
同時期のWBA王者はあの「石の拳」、ロベルト・デュランです!
「・・・て誰?」って言わないでくださいよ~。
ライト級世界タイトルを12度防衛し、同一階級では敵なし。後に群雄割拠の中量級で4階級制覇(ライト級、ウェルター級、Jミドル級、ミドル級)を成し遂げ、シュガー・レイ・ロビンソンやモハメド・アリと並んでオールタイム・パウンド・フォー・パウンドのベスト3にも数えられる豪傑です。
石松は、そのロベルト・デュランの対立王者として君臨し、WBCで5度も防衛を果たしました。(両者の直接対決は石松が王者になる前に1度だけあって、そのときは石松があきらめに近いKO負けを喫していますが、結構イイ勝負ですよ!)
ボクサー・ガッツ石松のすばらしい点は、顔に似合わない(失礼)軽快なフットワークと、「幻の右」(本人命名)と呼ばれる右ストレート、左フック、タイミングバッチリの左右コンビネーションブロー等にあると思います。対戦相手も強豪ばかりです。
海外のボクサー関連総合データサイト「BOX REC」には、石松のスゴい戦績が紹介されてます。
リンク先:http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=159&cat=boxer
それでは、ガッツ石松の現役時代の勇姿をYouTube動画でお届けします!
まずは、やはりガッツ石松が世界タイトルを奪取した1974年4月11日の戴冠試合から、大興奮の6~8ラウンドを見ていただきましょう!! 特に、いろんな意味で大波乱の第8ラウンド!
高いKO率を誇り、2連続KO防衛で勢いに乗るチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに対し、石松は非常にスリリングな打ち合いを挑みます。
僕はこの試合が石松のベスト・ファイトだと思います。試合を盛り上げる、場内の異様な雰囲気も最高! 元世界王者である白井義男・小林弘の両人の名解説もハマってます。
現在とは全く異なる石松の精悍な顔つきも必見!!
「WBC世界ライト級タイトルマッチ ロドルホ・ゴンザレス vs ガッツ石松 Part 3 of 3」
リンク先:http://www.youtube.com/watch?v=yUdQU0PeH0g
お次の動画は、ガッツ石松が世界王者になって2度目の防衛戦。
対戦相手は上の試合と同じ相手、ゴンザレスです。何でも「前の試合は石松のラッキーパンチが当たってしまった」という、ゴンザレス側のアピールで再戦になったらしいです。
この動画はダイジェスト版ですが、その冒頭で広沢虎造の名調子が流れます。遠州森の石松を彷彿とさせる道中合羽に三度傘、白いガウンで颯爽と現れ、持っていた三度傘を客席に投げ入れる石松のカッコ良さに惚れ惚れします。
試合では、石松の「幻の右」が必見です。
「ガッツ石松vsロドルフォ・ゴンザレス」
リンク先:http://www.youtube.com/watch?v=o9LGkogr1nc
ということで、今回の記事はレコード紹介とはほとんど関係ない話になってしまいました(--;)。しかも、広沢虎造の話から最後はガッツ石松に・・・。
ですが、それでイイんです!!(^^;)
それでは、都合3回に渡ってお送りしてきた「虎造と石松」もお開きということで・・・。
100%自己満足ですが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
※ 動画提示については、偉大なボクサー・ガッツ石松の良さを皆さんと共有したいという思いから、あくまでも紹介の範囲内で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。
(文中敬称略)
Posted by 真一 at 18:53│Comments(3)
│ボクシング世界王者
この記事へのコメント
ボクシングの話題になりましたね。
・・・ガッツ石松を思うとやはりエンターテイメントも超一流ですが、沖縄の英雄、具志堅用高もそうですよね。ガッツ石松とならんで、偉大なボクサー&エンターテイナーだと思います。これだけ、国民に夢と希望と笑いを提供してくれている人とゆーのは、なかなかいないですからね。
・・・ガッツ石松を思うとやはりエンターテイメントも超一流ですが、沖縄の英雄、具志堅用高もそうですよね。ガッツ石松とならんで、偉大なボクサー&エンターテイナーだと思います。これだけ、国民に夢と希望と笑いを提供してくれている人とゆーのは、なかなかいないですからね。
Posted by yasujirou at 2007年10月06日 15:42
OK!牧場
Posted by βc→τ at 2007年10月06日 18:04
yasujirouさん、βc→τさん、いつも書き込みありがとうございます!
今回はガッツ石松ということで、音楽(レコード)とは全く関係のない話になってしまいました(汗)。
この際せっかくですから、具志堅用高の話につなげてもイイかなとも思っています。一応、レコードも持ってますし(笑)。
もし興味があれば、リクエストよろしくお願いします。
今回はガッツ石松ということで、音楽(レコード)とは全く関係のない話になってしまいました(汗)。
この際せっかくですから、具志堅用高の話につなげてもイイかなとも思っています。一応、レコードも持ってますし(笑)。
もし興味があれば、リクエストよろしくお願いします。
Posted by 真一
at 2007年10月07日 16:58
