2011年06月19日
父の日
こんにちは~。
今日は「父の日」ですね。僕は親父に感謝の気持ちを込めてCDを2枚贈りました。
普段、自分の親父に対して感謝を表すことは滅多にありませんが、この日は別です。少々気恥ずかしかったけれど、プレゼントを直接渡すことができて良かったです。
みなさんはいかがでしたか?
さて、冒頭の画像はアメリカのボクシング専門誌「The RING」1958年2月号です。
表紙を飾る傷だらけの顔は世界ミドル級&ウェルター級2階級制覇王者カーメン・バシリオ(Carmen Basilio)。名前や顔が示す通り、イタリア系アメリカ人です。
前年、あのシュガー・レイ・ロビンソンを激闘の末に判定で下し見事2階級を制覇。そのことが評価され、リング誌のファイター・オブ・ザ・イヤーに選出されました。
バシリオはガッチリとした胴体に比較的短めの手足を持つ、いわゆるズングリムックリ型のファイターで、シュガー・レイやモハメド・アリのようなスマートな体躯とは対極に位置するボクサーです。
しかし、距離・速さ・強打に関するハンディキャップをものともしない真っ直ぐ果敢なアタック、豊富な手数とスタミナ、驚異的な打たれ強さが彼の持ち味であり、まさしく勇敢を絵に描いたような男だと言えるでしょう。
しかし改めて写真を見てみると、その誇らしげな顔に目が釘付けになってしまいます。ホント何とも言えない表情ですよね。
幾多の激戦に耐え抜いた頑丈な頭蓋骨の形、歴戦の証である顔中の傷と変形した目鼻、そしてしっかりとこちらを見据える瞳が印象的です。ついでに言うと、鍛え上げられた首周りと肩の盛り上がり、拳ダコを伴うソーセージのような太い指もスゴイです。
煌びやかなスター達と比べると決して華はないかもしれませんが、生真面目に自分を信じて栄光を勝ち取ったボクサーの姿がそこにあります。
僕が所有するリング誌の中でも、大好きな表紙の一つです。
この表紙と「父の日」とは直接的な関係はありませんが、バシリオの顔が「闘う親父」を表現しているように見えたので掲載してみました。
・・・少々強引ですが(^^;)
ところで、皆さんは現在何かと闘っていますか? 僕は毎日仕事やその他の事柄に悪戦苦闘しています(--;)
世のお父さん方も様々な事柄と格闘していることと思います。
苦しいことがたくさんあっても、バシリオのように勇気を持って前に進みたいですね。
自分を信じれば、きっと、何か良いことがあると思います。
・・・ということで、久しぶりにYouTube動画でも見てみましょうか。
カーメン・バシリオが判定でミドル級王座を奪取したシュガー・レイ・ロビンソンとの一戦(後半戦ダイジェスト)をご覧ください。
才能溢れる華麗なシュガー・レイとは対照的に、愚直に前進を続けるバシリオのファイトスタイルに注目です。体のサイズが一回り大きなシュガー・レイの猛攻をまともに受けますが、怯まず立ち向かう姿に感動を覚えます。
髪の毛がバ~~~~ンと逆立つ程強烈なパンチを何度食らっても倒れないのには、驚きを通り越して笑いさえ出てしまいます。
2-1の僅差判定ですが、グレイトファイトに間違いありません。
「Sugar Ray Robinson loses title Carmen Basilio」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=n_GPxz5D7vo
さてさて、本日(6月19日・日曜日)は当ブログの関連番組「フルムンジョーグーRADIO-SHOW@よみたん」の放送日です。いつものように夜9時から放送します。
番組の様子は、FMよみたん78.6MHzの公式ウェブサイトにあるUSTREAM動画でご覧になれます。お時間のある方はご覧頂けるとありがたいです。
その様子はコチラ↓
「フルムンジョーグーRADIO-SHOW@よみたん」2011年6月19日放送分
http://www.ustream.tv/recorded/15482333
くわしくは、また後ほど!
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Posted by 真一 at 19:09│Comments(0)
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