2007年11月20日
047 ブルースは死なず! otis spann
こんばんは。おとといから体がダルいです(--;)
会社も休めないので、症状が軽いうちに治さないといけないなと思っているところです。不摂生がたたって、毎年同じように風邪をひきます(__)
最近、ここ沖縄でも寒くなってますが、皆さんは風邪をひかないように気をつけてくださいね。
・・・ということで、久しぶりのレコード紹介です。デジカメで撮ってみましたが、相変わらずヘンな写りですねぇ(--;)
今回は、「まだまだブログは続けますよ!」という意味を込めて(^^;)、シカゴブルースのピアニスト、オーティス・スパンの有名盤「THE BLUES NEVER DIE!」を選んでみました。
・・・まあ、僕自身はそこまで切羽詰ってはいないつもりです。
タイトルはかなりメッセージ性が強すぎてちょっと引いてしまいますが、内容自体はとても聴きやすいブルースになっていると思います。ジャケットのニコやか~な本人の写真が示すとおり、とてもリラックスした演奏が続きます。
タイトル曲も程よくユル~い感じになっていて、オーティス・スパンのピアノとジェームス・コットンのハーモニカ&歌唱がとても心地良いです。
むしろ今の僕のように、体の状態が悪いときに聴くと案外イケるかも知れません。今日はこのアルバムに癒してもらいましょう。
レーベルはジャズで有名なプレスティジですが、ブルースアルバムも結構取り扱っていたようです。
ジャケットは、目に優しい青のカラーフィルターで覆われ、文字通り「ブルース」のアルバムになっています。
オーティス・スパンの横の人(ジェームス・コットン)の顔や手にタイトル文字が思いっきりかぶっていますが(^^;)、たぶん意識してそうしたのでしょうね。カッコイイジャケットだと思います。
デザインは1960年代プレスティジのレコードを数多く手がけた、ドン・シュリッテン。何となく、ブルーノートのリード・マイルスと似てますね。
両レーベルとも部屋に飾りたくなるレコードジャケットがたくさんありますが、プレスティジの方が若干安っぽい感じがするのは僕だけでしょうか・・・。
・・・まあ、どうでもいい話ですが。
ところで、メンバーのクレジットを見ると、ギターに「ダーティ・リバース」という聞き慣れない名前が・・・。大御所マディ・ウォータースの変名だそうです。その当時(1960年代中頃)のマディ・ウォータースのブルースバンドのメンバーをそのままに、リーダー名をオーティス・スパンにして発売されたアルバムのようです。
似たようなので有名なのが、キャノンボール・アダリーが「バックショット・ラ・ファンク」の変名で参加した、ルイ・スミスのブルーノート盤ですね。こういうことはジャズでも結構あるようです。これもイイアルバムなので、機会があれば紹介します。
だけど、こんなややこしいことするなんて・・・(^^;;) 専属レーベルとの契約の問題等があったということは聞いたことがありますが、詳細が分かる方、情報よろしくお願いします。
いずれにせよ、こういう遊びって聴く側にとっては「新たな発見!」ぽくって、何だか得した気分になりますよね。
さて、下のリンク先でこのアルバム「THE BLUES NEVER DIE!」の全曲が試聴できます。
リンク先:http://www.hmv.co.jp/product/detail/16072
最後に、オーティス・スパンのYouTube動画を見ていただきましょう。1960年代中盤のカナダでの録音の様子だそうです。
後日余力があれば記事の修正・追加をかけますのでよろしくです!
「Otis Spann - Blues Don`t Love Nobody」
リンク先:http://jp.youtube.com/watch?v=PKf0-Kiqiw0
※ 動画等の提示は、あくまでも紹介の範囲内という認識で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。
Posted by 真一 at 17:59│Comments(0)
│ブルース