地上最強のカラテ(その1)

真一

2011年01月13日 19:43



こんばんは~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。

イキナリ刺激的な画像で失礼します(^^;)
新年最初の題材は景気よく極真空手で行ってみたいと思います。昨年末、4回に渡ってお送りしたオールドBMX特集はしばらくしてから後半戦をスタートさせる予定ですので、少しの間お待ちくださいm(__)m

さて、新年早々「極真」ということですが、実は、私真一とは「真」という漢字が共通です。・・・まったく関係のない話ですが(--;)

冒頭の画像は、1976年(昭和51年)公開のドキュメンタリー映画「地上最強のカラテ PART.2(The Strongest KARATE PART.2)」のパンフレット表紙です。手持ちのものをスキャンしました。
この表紙、背景も熊も人も字体も写真も何もかもが「昭和」な雰囲気ですよね(^^;) 特に赤く激しい手書きタイトルが最高です。
全体的に多少のウサン臭さを漂わせながらも、強者への果てしないロマンと情熱を感じさせる秀逸な表紙デザインです。

その表紙の中で、大熊に跳び蹴りを見舞っている黒人の男は、「熊殺しウィリー」として格闘技ファンにはお馴染みのウィリー・ウィリアムス(Willie Williams)。
まさしく、このドキュメンタリーの中でウィリーは野生熊との格闘に挑戦し、師匠の大山倍達総帥の「牛殺し」を超える荒行を達成します。


・・・ということで、せっかくですから裏表紙もどうぞ。



表紙にも負けず劣らず激烈なデザインです(^^;)
こちらでは映画のワンシーンをふんだんに配置し、センセーショナルなキャッチコピーを取り入れています。表紙とは対照的に、ドキュメンタリー性を全面に打ち出した構成になっています。

闘志をみなぎらせながら中央で構える人物は、極真会の創始者、ご存じ大山倍達(おおやま ますたつ)。このドキュメンタリーでは、極真ケンカ空手の神髄である「神技五人掛け」を披露しています。


ここで、「地上最強のカラテ PART.2」の予告編のYouTube動画です。
しかし残念ながら埋込許可が下りていないので、リンク先をクリックしてYouTubeのページで視聴して下さい。
大げさな内容が非常にオススメですv(^^)v
この動画を見ながら色々と感じることはあるかと思いますが、この手の映画には常につきまとう「申し合わせ」に関する議論はナシということでヨロシクお願いしますm(^^;)m

「地上最強のカラテ PART.2」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=8UMhJoUCeME


いかがだったでしょうか。新年早々汗臭くなってしまいました(--;)
なんとなくあの「川口浩探検隊シリーズ」の雰囲気も醸し出しています(^^;)

このドキュメンタリー映画は、「巨人の星」や「あしたのジョー」の原作者である梶原一騎が映画制作者として関わっています。そう言えば、梶原は最近世間で注目を集める「タイガーマスク」の原作者でもあります。

今回紹介した映画「地上最強のカラテ PART.2」に見られるように、梶原作品は男らしさを追求するあまり、過激な描写や極端なストーリー展開など、前時代的な構成が頻繁に見られます。
現代では、そのブッ飛び具合がギャグとしてとらえられることもありますが、昭和40年代の元気な日本を代弁する梶原の作品群は、少年及び青年文化の金字塔として受け継がれています。

・・・ということで、続きはまた次回!(^^;)


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