おかげさまで、レコード紹介も今回で10枚目となりました。
これを記念して、今日はカチャーシーで踊ります!!
上の画像はマルテルレコードの「カチャーシー大会」です。発売年は不明ですが、恐らく1970代後半から1980年代前半にかけてのものではないでしょうか(少し範囲が広いですが・・・--;)
出演者は嘉手苅林昌、津波恒徳、喜納昌永、知名定男等、ウチナー(沖縄)が誇る豪華布陣です。
しかし、タイトルは「大会」でも、残念ながら全員集合の実況録音(ライブ)盤ではなく、各人が個別に録音した曲を集めたコンピレーションアルバムです。もし全員集合の実況録音盤があったら、ぜひとも聴いてみたいですね。
話はそれますが、以前、FMコザ(FMチャンプラー)で、確か嘉手苅林昌と知名定男の実況録音(1970年代あたりの録音)を聴いたことがあります。アットホームな雰囲気で、二人の掛け合いも楽しく、かなり良い録音だったことを記憶しています。これもアルバムで出ているのであれば、ぜひとも欲しいです。
それにしても、このジャケットはメチャクチャすばらしいですね。僕が撮影した写真は最低ですが(--;;)
たくさんの人が楽しげに踊る赤いシルエットをバックに、ライトアップされた細身の親父さんが、たくましく踊る姿が最高です! 赤・黄色・黒・白の原色コントラストもタイトルロゴもバッチリです。
ところで、このジャケットの左側に「YONAHA」というサインが記されています。沖縄の画家・陶芸家、與那覇朝大の作品でしょうか。鮮やかな色彩や力強いタッチが本人作を思わせます。詳細が分かる方、情報よろしくお願いします。
内容はアッチャメー小(アッチャメーグヮー)、多幸山(タコウヤマ)、嘉手久(カーディークー)、唐船どーい(トウシンドーイ)、ハリクヤマク等、おなじみカチャーシーのキラーナンバーのオンパレードです。
景気の良い太鼓のリズムに乗って、速弾きの名手たちの名人芸が次々と繰り出されます。体中の血がグルグルまわる気がするのは僕だけでしょうか(^^)
アルバム全体の雰囲気は皆さんの予想通りだと思います。よく旧盆の前日等にスーパーに行くと、売り場でエイサーやカチャーシーの曲がにぎやかにかかってますが、あの雰囲気です。これがかかると、どうしても買い物の量が増えるんですよね(^^;)
このレコードは以前に比べると少なくなりつつあるようですが、今でも中古レコード店等でたまに見かけますので、1,000円前後なら即ゲットです。
(以下、追加記事2007.11.15)
沖縄民謡関連のYouTube動画は相当数ありますが、上記のメンバーの映像となると数が限られてきます。ここでは嘉手苅林昌と津波恒徳の名人芸をお届けします。
「海ぬチンボーラー 嘉手苅林昌」
リンク先:
http://www.youtube.com/watch?v=OlPV_jKrVWY
「富原ナークニー 津波恒徳 Tsuha Kotouku」
リンク先:
http://www.youtube.com/watch?v=JuCOzdfzhM0
これで血が騒ぎ始めたら、あなたもウチナーンチュ!(笑)
※ 動画等の提示は、あくまでも紹介の範囲内という認識で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。(文中敬称略)