› フルムンジョーグー › クラシック音楽関連2008年03月27日
ハンガリアン・ダンス!
こんにちは。今日はいきなりクラシック音楽の話題です。
上の写真は、20世紀を代表するオーストリアの世界的指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの「ハンガリー舞曲集(8 Hungarian Dances)」10インチ日本グラモフォン盤です。1960年代のものと思われます。
このレコードのジャケットは、表面がツルツルした光沢紙になっていて、いわゆる「ペラジャケ」仕様です。黒の中に指揮棒を持ったカラヤンがビシッと決まったイイジャケットだと思います。
「ハンガリー舞曲」は、ドイツの「3B」の一角、作曲家ヨハネス・ブラームスの数ある代表作の一つです。僕が小学生の頃、音楽の授業で聴いたことがあります。
なんでもこの曲は、ブラームスがロマ(ジプシー)の民族音楽を編曲したものだそうですが、本人がハンガリーの民族音楽と勘違いしたために「ハンガリー舞曲」という名前がついたようです。舞曲中では特に「第5番」が有名ですが、これは後にイバン・フィッシャーが管弦楽用に再編曲したというオマケつきだそうです。
名前のとおり、「♪ブンチャ・ブンチャ・ブンチャ・ブンチャ・・・♪」の華やかなダンス・ミュージックで、意外と踊りたくなりますよ~。
ですが、僕はクラシック音楽のことはほとんど門外漢です(--;)
とりあえず、ヘタなことは書けないので、フリー百科事典ウィキペディアのカラヤンとブラームス紹介記事で逃げます(--;) 興味のある方は下の本人の名前をクリックしてみてください。それと、一応ウィキペディアは個人の編集記事の集合体なので、あくまでも参考程度に読むことをオススメします。
「ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)」
MainURL: http://ja.wikipedia.org/wiki/
「ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)」
MainURL: http://ja.wikipedia.org/wiki/
ここで、YouTube動画です。チャーリー・チャップリンの名作「独裁者」の中で、あるシーンの挿入曲として「ハンガリー舞曲第5番」が使用されています。まずはこれをご覧ください。実はこれが一番紹介したかったりして(^^;)
「Hungarian Dance No. 5 from "The Great Dictator"」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=monaXOpmH1U
このシーンはかなり笑えます。チャップリン自身のキレのある動きが最高!!
チャップリンにはある意図があってこの曲を採用したと思いますが、そのアイディアがすばらしいです。
ですが、「独裁者」は非常に感動的な映画です。この映画のラストに流れるチャップリン自身の鬼気迫るメッセージを聞くと、涙が出ます。特にアメリカやイスラエルを含めた世界各国の独裁者(独裁グループ)達の首根っこを掴んで聞かせてやりたいですね。
・・・この動画の後でマジメな話をしても全然説得力ないですが、映画「独裁者」についてはいずれ機会を持ってご紹介したいと思います。
・・・これで終わると文句が来そうなので(--;)、最後はカラヤンご本人に登場してもらいましょう。あまりにもスゴイ指揮者なので、動画も多数あります。ですが、ハンガリー舞曲はなかったので、同じブラームスの「交響曲第1番」をお届けします。ベートーベンの第九(歓喜の歌)にちょっと似てます。
カラヤンは徹底した完璧主義者だったそうですが、この映像では、曲が持つ重厚なオーケストラの響きを十分に引き出しているように感じます。自らが指導した交響楽団の演奏を確かめながら指揮棒を振りかざし、徐々に興奮度を高めていくような振る舞いが印象的です。あと、結構男前です(^^)。
・・・今回は慣れないクラシック音楽でしたが、知ったかぶりしてしまいました(--;)
「Karajan/VPO Brahms Sym No.1 Last half of 4th Mov. 1/2」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=0jutWcVnQrs
この動画の続きは下のリンク先でどうぞ。
「Karajan/VPO Brahms Sym No.1 Last half of 4th Mov. 2/2」
URL: http://jp.youtube.com/watch?v=XDxaZbZ_o8A&feature=related
※ 動画・画像・リンク先等の提示は、あくまでも紹介の範囲内という認識で行っています。不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。(文中敬称略)
2007年09月25日
バッハ現代版

本日2本目の投稿はウォルター・カルロスの「Switched on Bach(スイッチト・オン・バッハ)」です。
バッハの珠玉の名曲をシンセサイザーの多重録音でリメイクした1968年の作品です。電子楽器が発達した昨今ではあまり珍しくないかもしれませんが、発売当時(1960年代末)は独特の電子音が強烈なインパクトを与えていたそうです。
ここで使用されるシンセサイザーはモーグ博士が開発した「moogⅢ(モーグⅢ)」と呼ばれる名機で、日本では冨田勲がモーグⅢの演奏者として有名ですね。ですが、扱いが非常に難しく、レコード録音は困難を極めたらしいです。実際に聴いてみると、音の広がりに耳を奪われて、そんなことは微塵も感じません。「今だと、このテの音はすぐできちゃったりして。エヘヘ」と思うかもしれませんが、それはナシです(笑)。
ジャケットに目を転じると(例のごとく写真写りが悪くて申し訳ないですが)、モーグⅢの前でバッハ(に扮した親父さん)がヘッドホンを持ち誇らしげに立っている姿が印象的です。多分、200年後の未来で再演された自身の曲を聴いて、満足しているバッハの姿を写したものでしょう。アルバム製作者側の自己満足かもしれませんが、良いジャケットだと思います。
一応念のため、この親父さんはウォルター・カルロス本人ではありません(笑)。ウォルターはその後性転換し、現在はウェンディーという女性です。自身のHPもあり、元気そうなおばちゃん(なかなかの美人)になったウェンディー・カルロスの姿が拝めます。
余談ですが、このジャケットにもバージョン違いがあるそうです。何でも、モーグⅢの前で座ってヘッドフォンで聴いているバッハが「なんじゃこりゃー!」と驚いている初回プレス盤だそうです。なぜ差し替えになったかというと、これもマニアックですが、バッハが聴いているヘッドフォンの端子の位置が間違っていることにカルロス本人が気付いたからだということです。その後いろいろ反省や検討等があって、上の写真のようになったと思われます。
これまた肝心の中身ですが、基本的にはオリジナルのバッハの曲に忠実に作られているようで、どちらかというと、「バッハをそのまま電子音・機械音で演奏したらどうなるか」というような感じで、意外とクセはないと思います。どうしても宇宙っぽい雰囲気になってしまいますが(笑)。
バッハの曲自体、現在でも多くのリメイク作が生み出されていて、他の作曲家よりも日常的に聴く機会が多いので、結構すんなり耳に入ってくると思います。
僕自身は、オリジナルでも好きな「Air on the G String(G線上のアリア)」、「Jesu, Joy of Man's Desiring(主よ、人の望みの喜びよ)」がやっぱりイイですね。
「G線上のアリア」は、最近では吉永小百合が出演しているシャープのアクオスのCMに使われているので、「あ~~」と言う方もいらっしゃると思います。
カルロスが後に女性になったからというわけではありませんが、鍵盤のタッチに、男性らしい力強さの中にも、女性のような繊細さが表れているような気がします。曲によってはかなりアバンギャルドな解釈もありますが、気に入らなければ飛ばしましょう(笑)。
かなり長くなってしまったので、今日はこのへんで・・・。
補足:日本人には名前の後に「さん」もしくは「氏」をつけるべきか迷いましたが、畏敬の念を込めて、敢えて外国人と同じく「敬称略」でいきたいと思います。これから日本人やウチナーンチュも記事に出したいと思ってますので、よろしくお願いします。
(以下、追加記事2007.11.8)
ウォルター・カルロスの「Switched on Bach」に関するYouTube動画は残念ながら見つけることができませんでした。その代わり、その当時のシンセサイザーによる音づくりに関して、大変興味深い記録映像がありました。やっぱりアルバム作成にはかなりの苦労があったようです。動画掲載が許可されていないので、リンク先のみの提示とします。
「Discovering Electronic Music 1983 Opening」
リンク先:http://jp.youtube.com/watch?v=lefN8NEA7EA#
もう一つ、ウォルター・カルロスが関わった映画「Tron」の動画をどうぞ。
「Tron - Light cycle sequence (1982)」
リンク先:http://jp.youtube.com/watch?v=dGgsgU8i_us#
※ 動画等の提示は、あくまでも紹介の範囲内という認識で行っています。もし不都合が生じる恐れがあればすぐに削除しますので、お手数ですがご指摘のほど、よろしくお願いします。







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